子宮頚部腺ガン
●2005年6月●
以前から定期健診をしていた私。
子宮ガン検診で細胞診という検査をするが、細胞には正常細胞・異型上皮細胞・癌細胞とあり、
異型上皮細胞の中でも軽度異型成・中等度異型成・高度異型成と分けられる。
これは、異型成だからと言って、必ず癌化する訳ではない。
私は中等度異型成の為、3ヶ月毎に検診していた。
検診によって、もし癌化しても早期発見出来るから・・・。
細胞診について→
その日も細胞診。
後日、葉書で結果が送られてくる。
再検査の通知だった。
でも、前にも再検査だった事はあった。
再検査の場合、組織診という検査をする。
パンチのようなもので組織を採る。
痛みが少しあるのが嫌いで、憂鬱な気分で再び受診。組織診の検査を受ける。
子宮ガン検診について→
●2005年7月12日●
検査結果を聞きに病院へ。
先生の口から、思いもよらない言葉・・・。私の病名は「子宮頚部腺ガン」だった。
また、「ガン告知」しかも、まだ前回の告知から3ヶ月も経っていなかった。
それに「腺ガン」て???
子宮頚癌には扁平上皮ガン(子宮ガンの約8割)と腺ガン(約2割)があり、
異型成が癌化すると扁平上皮ガンになる。
(他にも稀ではあるが、小細胞ガン・腺扁平上皮ガン(混合)・肉腫とある。)
私の腺ガンは字の通り、腺があり、その奥の方に出来るものだそうだ。
その為、なかなか見つかりにくく、見つかった時には進行している事が多いらしい。
扁平上皮ガンは、ガンのある所からジワジワ広がっていくタイプだが、
腺ガンはポンポンと飛び火のように広がっていくタイプで、
転移し易く、悪性度が高いタイプだ。
腺ガンの治療は一般的に子宮全摘・・・。
甲状腺ガンの時より、辛い辛い告知だった。
告知当日→
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